次々と境内地の椿の実が熟してきました。
椿の実が珍しいと言う人が多いのですが、観賞用の椿では実の出来ないものが多いので、実らないと思っているようです。しかし、ツバキ油があるように種はできます。
特に深浦の山に生えている椿は自生の椿(薮椿)なので種で増えます。
深浦町が椿の北限の一つであると、民俗学者の柳田國男や菅江真澄も述べています。
台風の雨風で種も落ちていました。
そこで、以前にもこの季節にお配りして喜ばれた椿の種のお土産を作りました。
チラシの紙を使って、折り紙で箱を作りました。出来上がった箱は大体2cm四方の大きさになります。
なにぶん手作りなので微妙にゆがんでいるのはご愛敬。
一般の拝観の方全員分は出来ませんでしたので、深浦町観光ガイド風待ち湊案内人を、JR東日本のツアーや個人の申し込みで拝観にいらしたお客様に、椿の種を深浦のお土産としてプレゼントいたします。