幸先詣(さいさきもうで)とは~令和3年初詣のお参りは幸先詣対応です

令和3年初詣のお参りは幸先詣(さいさきもうで)対応です


御守り、吉兆熊手、破魔矢の授与を元旦前から対応しています。
御用の方はお寺のインターホンを押してください。

幸先詣(さいさきもうで)とは

青森ローカルではテレビで青森市の善知鳥神社の人が幸先詣とお話ししていました。

幸先詣(さいさきもうで)とは、元旦の前に先に初詣を済ませておくことです。

このテレビ中継を見て、幸先詣とは神社での言い方なのかと思ったりしました。

お寺では「取り越し法要」とか「繰り上げ法要」という言葉がありますが、幸先とは聞きませんから。

お葬式を終えて、参列者はそのままに四十九日の忌明け法要をすることを「取り越し法要」と言います。

お葬式の日と四十九日の日に別々に法要をすると、そのたびに遠方から来ないといけないので、同じ日に二つの法要をします。
特に田舎では子どもたちが都会に住んでいたりして交通費がかかるので行われるようになったと思います。

つまり、都合に合わせて先に法要をしておくことを「繰り上げ法要」や「取り越し法要」と言います。

「先にお参りする」と「幸先がよい」の語呂を合わせた、今年の分散参拝のために新しく作られた造語かもしれませんね。

というわけで、円覚寺もこの流れに乗って幸先詣を推奨します!!