「普賢菩薩」とは?辰年生まれ・巳年生まれの守り本尊

辰年生まれ巳年生まれの守り本尊「普賢菩薩」とは?

辰年生まれと巳年生まれの守り本尊は普賢菩薩です。

普賢菩薩とは、智慧と慈悲を象徴する菩薩で、十方の世界のすべての衆生を救済するという誓願を持っている菩薩さまです。

普賢菩薩は智慧や慈悲の象徴であり、仏教の中でも特に尊ばれている仏様の一人で、十三仏さまの一人としても信仰されています。

普賢菩薩を信仰することで、普賢菩薩の力を借りて、人生の困難に立ち向かったり、幸運を引き寄せたりすることができると信じられています。

辰年・巳年生まれの方は普賢菩薩さまが守り本尊となりますので、普賢菩薩を信仰することで心の平安や幸福を得られるかもしれません。

その他の生まれ年の守り本尊さまについては、コチラの記事にまとめています。
津軽地方でお参りするお寺や神社についても紹介していますので、ご覧下さい。

津軽の一代様の場所はどこ?自分の守護神のお寺や神社一覧。

普賢菩薩のお姿

普賢菩薩のお姿は、白象に乗っていることが多く、両手は合掌や宝剣や蓮華を持っているお姿が一般的です。

法華経において、普賢菩薩は六牙の白象に乗って衆生を救うと説かれています。
この白象に乗る姿は、「行の菩薩」としての普賢菩薩の性質を象徴しており、理法と行願を具現化しています。
白象に乗る普賢菩薩は、修行者を守護し、何者をも妨げるものはないとされ、これは普賢菩薩が持つ強力な力と決意を象徴しています。

円覚寺所蔵の一代守り(八体仏)の内の普賢菩薩像は、左手が欠損していますが、右手は蓮華のような物を持つ手をしています。
そして、蓮華座の下に白象が足を折って座っています。

Fugen Bosatsu
引用:Wikipedia

このように、仏画や仏像で象に乗ったお姿をしているのが普賢菩薩さまです。

釈迦三尊の脇侍として

お釈迦様の隣に並ぶ仏様として、普賢菩薩、文殊菩薩があります。

慈悲を担当する普賢菩薩と、智慧を担当する文殊菩薩が、釈迦如来の脇に控えます。